鈑金塗装業界初心者必見!ワックスがけ&仕上げの手順とコツ
2024/06/24
鈑金塗装業界に初めて足を踏み入れた方にとって、ワックスがけや仕上げ作業は大変な苦手意識を持つ作業です。しかし、正しい手順とコツを知ることで、綺麗な車体を高品質に仕上げることができます。この記事では、鈑金塗装業界初心者の方に向けて、ワックスがけと仕上げの手順やコツを詳しく紹介していきます。
目次
初心者必見
鈑金塗装は、車やバイクの修理や美容に欠かせない技術です。初心者の方にとっては、その多くの種類や手順が複雑で理解しにくいかもしれません。そこで、初心者の方が知っておくべきポイントを紹介します。 まず、鈑金塗装にはさまざまな種類があります。デントリペア、パテ塗装、全塗装、部分塗装などがありますが、それぞれの特徴や適用箇所を知っておくことが大切です。 その上で、作業に必要な道具や材料も把握しておきましょう。例えば、ヤスリ、サンドペーパー、パテ、ペイント、スプレーガンなどが基本的な道具となります。 また、塗装には下地処理が欠かせません。下地のクリーニングやバリ取り、サフェーサーの塗布、研ぎなどをきちんと行うことで、耐久性や仕上がりに大きな差が生まれます。 そして、鈑金塗装には専門知識や技術が必要不可欠です。熟練した職人が作業を行うことで、美しい仕上がりや長持ちする車やバイクが完成します。 初心者の方は、まずは基本を学ぶことから始めましょう。専門知識や技術を身につけるには時間と努力が必要ですが、その分自分の車やバイクを大切にすることができます。
ワックスがけ前に
ワックスがけは、車の鈑金塗装の仕上げに欠かせない作業です。しかし、ワックスがけをする前には、車の表面を十分に洗浄してから行う必要があります。そうしなければ、ワックスがけしたあとに汚れが目立ってしまいます。また、ワックスがけをする前には、車両本体の見落としてしまった凹みや傷を修正しておく必要があります。ワックスがけをすることで、車体表面がキズつきにくくなり、美しさを保つことができます。そうすることで、車の価値も上がるため、鈑金塗装を行う業者には、ワックスがけも含めたきめ細やかなサービスが求められています。鈑金塗装業者は、安全性や外観の美しさを目的に、丁寧かつ迅速に仕上げることが大切です。
ワックスの種類
鈑金塗装の現場で使用されるワックスは、大きく分けて二つの種類があります。一つは、シリコン系ワックスで、もう一つは合成樹脂系ワックスに分類されます。シリコン系ワックスは、溶剤に溶かした状態で販売されており、低温でも使用可能なため、多くの現場で愛用されています。また、柔軟性が高いため、雨や雪の多い地域でも優れた防水性能を発揮し、保護効果が長持ちするという特長があります。それに対して、合成樹脂系ワックスは、粘度が高いため、手作業で塗布する場合には加減が難しく、均等に塗り広げるのが難しいことがあります。しかし、光沢感や耐久性に優れ、洗車回数と共に艶が増すという特性があるため、愛車に高級感を求める人たちから選ばれています。鈑金塗装業界では、それぞれのワックスの特性を理解し、取り扱い方にも注意を払うことが大切です。
ワックスがけ手順
鈑金塗装業界では、車両を美しく仕上げるために様々な方法が使用されます。その中でもワックスがけは、塗装面をピカピカに仕上げるために欠かせない作業の一つです。では、具体的にワックスがけの手順を確認してみましょう。 まず、車両を水洗いして汚れを落とします。その後、バリ取りや研磨などの作業を行って、塗装面を滑らかに整えます。次にワックス剤を適量取り、柔らかいスポンジで塗布します。塗布する際は、塗り漏れがないように注意しましょう。 そして、ワックス剤が完全に乾く前に、乾拭きを行います。ワックス剤が乾いてしまっていると、乾いたワックス剤が落ちずに残ってしまうため、乾拭きは必ず行ってください。最後に、電動ポリッシャーを用いて光沢を出し、仕上げとして細部の拭き取りを行います。 以上がワックスがけの手順です。ただし、慣れない方が行うと作業に時間がかかる上に、上手く仕上がらないことがあります。そのため、プロの技術を活かした鈑金塗装業者に依頼することをおすすめします。
仕上げのポイント
鈑金塗装において、仕上げはとても重要な作業です。仕上げがきちんとできていないと、お客様に満足していただけないだけでなく、長期的にも悪影響を与えることがあります。そこで、仕上げのポイントについてご紹介します。 まず、仕上げを始める前に、塗料や道具を選ぶことが大切です。塗料は艶や色合いを考慮して選び、道具は使いやすさと効率性を重視して選びましょう。 次に、仕上げの前にサンディングや下地処理をしっかりと行うことが大切です。その後、下地を確認し、必要に応じてシーラーやプライマーを使って下地を均一に整えます。 仕上げの際には、ムラのないように塗料を塗ることが大切です。また、塗りムラを防ぐために、ピッカピカになるまで徹底的に塗り重ねることも重要です。 最後に、仕上げに関する細かい部分を確認し、手直しを行うことが必要です。歪みや塗装ムラ、埃などの問題を解決することで、仕上がりのクオリティを高めることができます。 以上が、鈑金塗装における仕上げのポイントになります。しっかりとした下地処理と、丁寧な塗り作業を心がけることで、高品質な仕上がりを実現することができます。